アロマやハーブって、使ってみたいけれど、どれを使えばいいのかな。
今回は、このような悩みを持つ方のお悩みを解決していきたいと思います。
目次
アロマやハーブの香りでリラックスタイム
植物には、油砲というちいさな袋のようなものがあります。その中に精油(エッセンシャルオイル)がたくわえられています。
これを抽出したものが、精油(エッセンシャルオイル)です。
ハーブとは、私たちの日常生活に役立つ植物をまとめて呼んでいるものです。
この精油やハーブには、さまざまな有効成分がつまっています。
植物の香りは、紀元前から生活の中で使われていました。
古代エジプトでは、ミイラの腐敗を防ぐために利用されたり、薬や化粧品に、香料としても使われてきました。
現代では、アロマを使って気分転換をしたり、ハーブを料理に取り入れ風味を豊かにしたり、殺菌作用などがあるハーブは、掃除や防虫にも役立てられています。
今回は、たくさん種類があるハーブの中から、リラックスしたいときにおすすめの香りを紹介します。
どんなしくみでリラックスするの?
精油やハーブの持つ香りや効能は、
- 鼻から脳へ
- 鼻から肺へ
- 肌から血管へ
という3つのルートから、私たちの体に成分が伝わります。
鼻から入った香りの分子は、鼻腔へ届き、そのあと電気信号となって、脳の一部である大脳辺緑系という部分に伝達されます。そして、最後に自律神経などを調整している視床下部に届きます。
鼻から吸った成分は、肺にも入ります。そして、肺の一番奥にある肺胞の薄い膜を通過して血液に入ります。
肌に浸透した成分は、表皮を通過して血液やリンパ液まで浸透します。精油の成分は、とてもか細かいので、表皮を通り抜けることができます。
リラックスにおすすめの香り5選
リラックスしたいときにおすすめの香りを5種類紹介します。
- ラベンダー
- カモミール
- ローズ
- オレンジ・スイート
- ゼラニウム
ラベンダー
ラベンダーは、古代ローマ人が、傷を癒したり浴用に使ったと言われるほど古くから使われてきたハーブです。
きっと誰もが一度は嗅いだことのある香りだと思います。
南フランスのプロヴァンスで、ラベンダーを栽培しているロクシタンは有名ですよね。
ラベンダーには、怒りや緊張を鎮め、リラックス効果があります。
精神的な疲労やストレスで眠れない時は、心拍数を整える効果のあるラベンダーを使うと、リラックスして安眠することができます。
【ロクシタン オンラインショップ】カモミール
カモミールは、古くから民間療法に利用されたハーブです。
周囲に植えている植物を元気にするため、植物のお医者さんと言われています。
緊張や怒りを和らげて、心を安らかにする効果があります。
なにか心配事があったり、寝る直前までPCやスマホを見ていると、脳が興奮しているのか、なかなか寝付けないですよね。
そんなときには、カモミールのハーブティーを飲むのがおすすめです。
ローズ
ローズの精油は、とても貴重なので高価です。
ローズには、緊張とストレスから気持ちを和らげてくれる効果があります。
肯定的な気持ちにさせてくれる香りので、気持ちもポジティブになり、心も明るくなります。
ホルモンバランスを整えてくれます。また、子宮強壮の作用もあり、月経の悩みに効果があるそうです。
スキンケアの時に、シュッとひと吹きして深呼吸すると、抜群にリラックスできます
オレンジスイート
オレンジの皮をむいたときに、ふわっと香るいい香り。
だれもが知っているオレンジの香りです。
気持ちを明るくするので、あらゆる世代に好まれる香りです。
フレッシュな柑橘系の香りが、不安を取り除いて、緊張を緩和する、ストレスを解消するなどの働きで、気持ちを元気にしてくれます。
ゼラニウム
ゼラニウムは、不安を鎮め、ゆううつな気分を和らげてくれる効果があります。
また、ローズと同じように、女性のホルモンバランスを整えてくれるので、月経前の不調をまねく、PMS(月経前緊張症候群)や月経不順、更年期のトラブルにも効果を発揮します。
利尿作用もあるので、老廃物の排出を助け、むくみを改善します。
ゼラニウムとラベンダーを組み合わせた、個人的に最強のリラックスアイテムです。
ザ パブリックオーガニックのスーパーリラックスというボディーソープです。
簡単に取り入れるには
簡単にアロマを取り入れる方法はこちらです。
- 精油を使ったハンドクリームをつける
- アロマライトをつかう
- 精油を使用した化粧品を使う
- アロマディフューザーを使う
精油を使ったハンドクリームをつける
ハンドクリームは様々な香りのものがありますが、寝る前にリラックスできる香りのハンドクリームを使うのはおすすめです。
かならず、天然の精油(エッセンシャルオイル)を使っているものを選びましょう。
ロクシタンのラベンダーシリーズは、天然のエッセンシャルオイルを使用しており、安心です。
ラベンダーの香りのフットクリームでお風呂上りに脚をマッサージするのもおすリラックスできておすすめです。
アロマライトを使う
寝室で精油の香りを楽しみたいときは、火を使わないタイプのアロマライトがおすすめです。
アロマライトは、電気の熱で精油をあたため、香りを拡散させます。
ライト上部のお皿の部分に精油を数滴落とし、コンセントプラグを差し込むだけなので簡単ですし、子どもやペットがいる部屋でも安心です。
精油を使用した化粧品を使う
天然の精油を使用した化粧品を使うのもおすすめです。特に、お風呂に入った後、寝る前ののスキンケアのときに使用するのがおすすめです。
HANAオーガニック
HANAオーガニックは、化粧水や乳液、洗顔をはじめ、シャンプーなどもあり、そのすべてが天然の成分(全てオーガニック)でできています。
100%天然のローズウォーターを使用している化粧水、(フローラルドロップ)と、
美白美容液の(ホワイトジェリー)は肌に優しく、敏感肌の私でも長く愛用しています。
洗顔からUVベースまで7日間分を試せる6点セットもあります。
価格:1,480円
ザ パブリックオーガニック
ザ パブリックオーガニックのボディーソープは、ラベンダーとゼラニウムの精油の香りなので、とても癒されます。個人的に、リラックスするには最高の組み合わせの香りと思います。
Sinn purete(シンピュルテ)
シンピュルテは、成分の95%以上が天然由来であることや、95%以上の植物原料がオーガニックであることなど、厳しい認定基準の「エコサート認証」を取得しています。
精油の香りのクレンジングジェルが絶品。
ジェルからオイル状に変わるのでメイクなじみがとても良いですし、摩擦もほとんどないので、お肌に優しくておすすめです。
アロマディフューザーをつかう
アロマディフューザーは、風力や超音波で香りを拡散させるものです。
水不要、お手入れ不要のものがおすすめです。物が増えると、それを管理する仕事がさらに増えるので、なるべく手間のかからないものを選ぶのをおすすめします。
2019年に発売されたばかりの世界一カンタン【アロミックフロー】は、面倒なお手入れ不要で、水も使いません。専用のオイルをワンタッチでセットするだけなので超簡単です。
アロミックフローの公式サイトはこちらですもっと簡単に取り入れる方法
お金を使わず、簡単に精油のみで香りを楽しむ方法はこちらです。
- 枕元に精油を数滴垂らしたハンカチを置く
- マスクの外側に精油を数滴垂らす
- お風呂に精油を数滴入れる
枕元に精油を数滴垂らしたハンカチを置く
寝る前に、枕元に精油を垂らしたハンカチを置きます。
ティッシュペーパーに精油をしみ込ませて、枕カバーの中にいれる方法も簡単です。
マスクの外側に精油を数滴垂らす
外出時や就寝時に、マスクの外側に精油を2~3滴たらすと、息を吸うたびに良い香りを吸い込むことができます。
抗ウイルス・抗菌効果のあるオレンジ・スイートは、外出時の風邪予防におすすめです。
お風呂に精油を数滴入れる
浴槽のお湯に、精油を数滴落とし、よくかき混ぜてから入浴します。
こちらも簡単ですね。
皮膚に刺激のある精油
- オレンジ・スイート
- カモミール
- グレープフルーツ
- ティートリー(免疫力を高め、風邪など様々な感染症を予防する)
- ジュニパー(優れた利尿作用)
- ベルガモット(緊張や怒りを和らげる)
- レモンバーム(感情のバランスをとる)
- レモン(リフレッシュ)
- レモングラス(爽やかな香りで元気回復)
- ヒノキ(森林浴の香りでリラックス)
精油を選ぶときの注意
「アロマ」という名称がついた商品はたくさんありますが、植物から抽出された天然のものを選びましょう。
精油のラベルや、容器が入っている箱に、
- 「精油」
- 「エッセンシャルオイル」
- 「Essential Oil」
という名称が書いてあることを確認できればOKです。
妊娠中の方は、使用を避ける精油
妊娠中はイライラしたり、落ち着いて眠れないこともありますよね。
そんなときにアロマを試してみるのはおすすめなのですが、妊娠中には使えないハーブがありますので、気を付けてください。
お店で購入する際は、店員さんに確認してみてください。
以下は、妊娠中の方は使用を避けるべき精油です。
- カモミール【妊娠初期は控える】
- ジャスミン
- ジュニパー(優れた利尿作用)
- ベチバー(ストレスや緊張を和らげる)
- ペパーミント【授乳中も使用しない】
- ミルラ(高いスキンケア効果)
- ヒノキ(森林浴の香りでリラックス)
まとめ
リラックスしたいときにおすすめの香りを5種類紹介しました。
- ラベンダー
- カモミール
- ローズ
- オレンジ・スイート
- ゼラニウム
どれもおすすめですが、香りを実際に試してみて、自分の好きな香りを選ぶのをおすすめします。
説明だけを見て購入しても、「思っていた香りと違う」ということになりえます。
- リラックスしたいときにはこの香りにしよう。
- 元気を出したいときはこれ。
- イライラしたときに、気分展開をしたいときはこれ。
など、気分に合わせて使い分けるのもおおすすめです。
また、私が参考にしているおすすめの書籍も紹介します。
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今回は以上です。