ハンドメイドを始めたいけれど、何が必要なの?
最初から全部集めるわけじゃなくて、最初は本当に必要なものだけを知りたいなあ。
私自身もハンドメイドを初めて半年くらいですが、最初からすべてのものを揃えなくても、何とかなっています。
少し上達してくると、徐々に必要なものがわかってきますよ。その時に追加で購入するといいと思います。
目次
最低限必要なものはこれ
1.ミシン
子供服をつくるにあたって、ミシンは必須です。
手縫いでもできないことはありませんが、よりきれいに早く仕上げたいのならば、購入したほうが良いです。
ミシン選びは慎重に!ミシン選びを失敗しないためのおすすめポイントとは?
私は、子どもが生まれて5か月の時にミシンを購入しました。
まだ子どもを連れて、手芸店などに買いに行くのは難しかったので、ネットで購入しました。
このミシンを買ってよかった点は
- 刺繍ができるので、将来子どもが保育園や幼稚園に行くときに、名前や絵の刺繍ができる。
- 糸通しがレバー一つで、一瞬でできるので、簡単。
- 液晶画面にタッチして選択するので、わかりやすい。
- ボタンホールが全自動できれいにできる。
というところです。
ハンドメイドで洋服をつくりたいのであれば、刺繍機能や、ボタンホールを自動で作ってくれる機能があるものをおすすめします。
2.アイロンとアイロン台
これも必須ですね。
アイロンを使うシーンは様々です。
- 布の端を三つ折りにして折り目をつけるとき
- バイアステープをつくるとき
- 縫い代を割るとき
- 接着芯をつけるとき
などがあります。とにかく絶対使います。無いと困ります。おうちにあるものでOKです。
3.ロータリーカッター(はさみでも可)
これは、はさみでもいいのですが、布をまっすぐ切りたいのなら、これはあったほうが良いです。
ハサミで切ると、どうしても布が浮いてしまい、ぴったりと型紙と布を合わせた状態で切ることができませんが、ロータリーカッターなら、布や型紙をずらすことなくきれいに裁断することができます。
カッターマットも忘れずに。将来的に、洋服をつくりたいのなら、一番大きいA1サイズのものがおすすめです。大抵の子供服の型紙ははみ出さずに収まります。
4.マチ針、縫い針、ピンクッション
これも必須です。ソーイングセットを購入すれば、マチ針や縫い針、ピンクッションは必ず入っていると思います。
マチ針は、布がずれるのを抑えたり、ほつれを防止したり、布を裁断するときに使ったりと、様々な場面で使います。
そして、結構曲がったりしますので(私だけ?)、20本以上あると安心です。
5.はさみ
はさみは、布を裁断する以外でも、糸を切ったり、テープを切ったりと何かと必要になってきますので必ず必要です。
6.リッパー
リッパーは縫い目をほどくために必要です。間違えて縫ってしまった場合や、縫い目がきれいにいかないときには、やり直すために縫い目をほどきます。
縫い目をきれいに仕上げることについては、出来る限り妥協しないほうが良いです。完成したときに、せっかくできたのに、どこかゆがんでいたり、詰まっていたら、なんとなく見た目が残念でテンションが下がります。
妥協しないで何度でもほどいてやり直すことが、きれいに仕上げるコツですので、リッパーは必需品です。
7.定規
定規はできれば、20センチ程度のものと50センチ程度のものを2種類用意したほうが便利です。
- 20センチのほうは、主に、縫い代(1センチ程度)をはかるときに使います。このときは、なるべく小さな定規のほうが使いやすいです。
- 50センチのものは、型紙を写す際に長い直線を引くときに使います。このときは長いほうが便利です。
8.目打ち
目打ちは、穴を開けて印をつけたり、縫い代の角を整えたりするほか、ミシン縫いのときの布送りや縫い目をほどくときにも使います。
これも持っていたほうが良いです。
9.水性チャコペン
時間が経つとインクが自然に消えるものや、水につけると消えるものがあります。
布に印をつけるときに便利です。間違えて書いてしまっても、時間が経つと消えるので、気楽に使えます。
10.ハトロン紙
このハトロン紙は、切り取って型紙になりますので、必ず必要になります。
あったら便利なもの
バイアステープメーカー
バイアステープとは、襟ぐりや袖口の端の処理のために使うテープです。
ふちどりテープという名称で売っている場合もあります。
布の端を挟むようにして縫いつけて使います。
バイアステープは完成品も売っていますが、待っている布で自分で作ることもできます。
バイアステープメーカーは、細く切ったの布を通して、アイロンをあてて折るだけで簡単なバイアステープを作ることができるので、便利です。
卓上ライト
大抵のミシンには、手元の縫う部分にはライトがついていますが、さらに明るく照らすために、卓上ライトを使用しています。
十分に明るいほうが作業しやすいです。
子ども用サイズのハンガー
実際に作った洋服をかけるために、あったほうが便利かもしれません。
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無くても代用できるもの
ウエイト(布のずれを防ぐ重し)
これは、重いものならなんでも代用可能です。
例えば、私はウエイトの代わりにコードレスアイロンを重し代わりに使っています。持ち手もしっかりとしていて持ちやすいですし、作業スペースにはアイロンが必ずあると思うので、余計なものが増えなくて場所も取らず個人的におすすめです。
初心者でもわかりやすいおすすめの本
仕立てのきれいな着ごこちのいい小さな子の服
こちらは、ハンドメイドを初めて一番初めに取り組んだものでしたが、図や解説に省略が少なく、初心者でも分かりやすいものでした。
この本に載っているもので、バルーンパンツ、ロンパース2種類、スタイを作りました。センスも良く、おしゃれなものばかりで作るのが楽しいです。
長袖ロンパース
バルーンパンツです。
小さな子どもの手づくり服
こちらは、とにかくおしゃれ!生地のセレクトも、素敵なものばかりで、布はどこのお店で買えるのかも全て載っていますので、この本に載っている通りのものが作れます。
まとめ
- ミシン
- アイロン、アイロン台
- ロータリーカッター(布の裁断用)
- マチ針、縫い針、ピンクッション
- ハサミ
- リッパー
- 定規
- 目打ち
- 水性チャコペン
- ハトロン紙
作品を作っていくうちに、いろいろとほしいものが出てきますので、その時にまた購入するのをおすすめします。
まずは本を買ってどんなものをつくるか考えようかな
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