私は、暇さえあったら布をネットで探しています。
私だけですかね。
実店舗で布を実際に見てから買うのも良いですが、子どもが小さいので、なかなかゆっくり手芸店を見て回ることが厳しいんです。
なので、布をはじめ、ハンドメイドに必要な物は全てネットで買っています。
子どもが小さい方は同じような状況ではないでしょうか。
ゆっくり布を選ぶ時間なんてないですね。
目次
ベビー服に合う生地
ダブルガーゼ
ガーゼを2枚重ねた生地。ふんわりしていて柔らかく肌ざわりがよい。
汗もよく吸うので、ベビー服にぴったりです。赤ちゃんの肌着からスタイなどの小物まで使えます。
綿ローン
絹のようなしなやかさと艶がの上質な薄地の生地です。
リバティ社のタナローン(タナ湖の近くで作られたからこの名前)が有名です。
リネン
麻の繊維を原料にした生地です。柔らかくて自然派、ナチュラルな印象になります。
スカートやパンツ、ワンピースなどおすすめ。
スムースニット
裏も表も使えるなめらかなニット地。汗をよく吸うだけでなく、保温や保湿にも優れています。カバーオールに最適。
フライスニット
ゴムのように編まれた生地で、よく伸び、汗も吸います。横によくのびるので、Tシャツや、体にフィットするスパッツや下着に向いています。
新生児用の肌着
ダブルガーゼがおすすめです。
ダブルガーゼは、その名も、ガーゼを2枚重ねてあるので、少しふんわりとしている柔らかな生地です。
色も様々ですので、自分の好みに合ったものも選んでくださいね。
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0か月~6か月ころまで(ねんね期)
ほとんどねんねの状態で過ごす6か月ころまでは、サイズは50~70くらいですね。
ベビー服のカバーオールやロンパース、ベビードレスなど。
これについては、ダブルガーゼかスムースニットをおすすめします。
ダブルガーゼは綿で出来ていて、肌触りがいいのが特徴です。洗濯すると、さらにふんわりします。柄物もたくさんありますので、ぜひ自分の気に入った生地を見つけてつくってあげてほしいです。
また、スムースニットは伸びるので、動きを妨げず、活発な赤ちゃんの服にぴったりです。
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バルーンパンツの作り方はこちらの本に載っています。
7か月~9か月ころ(おすわりやハイハイ期)
おすわりやハイハイをし始める7か月~9か月ころ、その子によって成長の早さは違いますけれど、大体サイズは70~80くらいですかね。
ロンパースやモンキーパンツ、バルーンパンツなど
首も座って、腰もしっかりしてくると、お出かけの機会も増えてくると思います。
児童館や公園にお散歩に行くこともありますよね。
そうなってくると、ちょっとだけ可愛い、おしゃれなお洋服を着せてあげたくなりますよね。
このころからは、様々な生地に挑戦するのもいいかと思います。
ダブルガーゼやスムースニットはもちろん、リネンや綿ローンなど。
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柄ものの生地で可愛いロンパースをつくるのもおすすめです。
ちょっとサイズがダボダボですね。
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ボディースーツとロンパースはこちらの本に載っています。
10か月ころから(つかまり立ちやたっち)
つかまり立ちやたっち、歩き始めたら、ますます動きが活発になり、スカートやワンピース、サロペットなど、おしゃれの幅が広がりますよね。
Tシャツにパンツのようなスタイルも可愛いですね。
パンツには、よくのびるフライスニットやスムースニットがおすすめです。
お出かけ用に、リバティプリントでおしゃれなワンピースを着せてあげても可愛いですよ。
冬の時期でしたら、コーデュロイの生地でジャンパースカートやワンピース、サロペットなんかもおすすめです。
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コーデュロイ
こちらはコーデュロイの生地で作ったサスペンダーつきのスカートです。
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ピンクのワンピースはこちらの本の表紙のものです。
リバティ社のタナローン
私は、個人的にリバティプリントの生地が大好きなので、この生地で洋服をよく作ります。
中でもよく使うのは、タナローンという生地です。
タナローンとは、いわゆる綿ローンなのですが、柄がとても素敵です。また、上質な糸で出来ており、着心地も抜群に良いものです。
リバティプリント生地の通販 丸十オンライン リバティプリントを代表する「タナローン」
こちらはリバティプリントのカぺルという生地で作りました。
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リバティプリントを使った洋服がたくさん載っています。
注意すること
薄い生地をぬうとき
基本的に、薄い生地よりも、厚すぎず普通の厚さの生地の方が縫いやすいです。
薄い生地は滑りやすく縫うのが難しいので、いきなり最初からタナローン(綿ローン)は難易度が高いです。
薄い生地を縫う際には、2枚合わせてしつけ縫いをした布の縫う部分の下に、細長く切った薄い紙を敷いて、一緒に縫うと安定して縫えますよ。
縫いおわったら一緒に縫った紙をビリビリっと破って取り除けばOK
薄地を縫う。。ハトロン紙&糸調子( krinrinkaさん)
厚い生地をぬうとき
書籍についている型紙で作成する場合、もともとの作り方に載っている材料の生地が薄地や普通地(綿ローンなど)の場合、
生地の端を三つ折りに折って縫う部分や、サスペンダーやひもを作る場合、
布が重なるために厚みが出てしまい、縫いにくくなったり、裏返しに縫ったあとに厚みが邪魔をして表に返せなくなることがあります。
その際は、型紙の寸法を微調整して裁断する必要があります
薄い紙と厚紙だったら、厚紙のほうは厚くて扱いにくいですよね。さらに三つ折りをすることになればもっと大変ですよね。
まとめ
- 新生児に近いうちは、肌触りの柔らかい、ダブルガーゼがおすすめです。
- 動きようになってきたら伸縮性のある、スムースニットやフライスニット
- おしゃれな服をつくるなら、リバティプリントがおすすめ。
- 冬の時期なら、コーデュロイが暖かくて良い。
- 薄い生地や厚手の生地に関しては、縫うのが難しいことがあるので、一番最初に縫うのだったら、ダブルガーゼなどの、薄すぎない生地を選ぶのが良いです。
この記事を書く上で参考にした書籍
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